この記事を見ているあなたは、きっとたくさんやらなければならないことがあるのでしょう。
気取ってるようにみえますが、実際、タスクに終われている!と言う人は意外と多いはず。
生活の中で、様々なやらなければならないことがあるからです。
勉強以外のことをやられている方も多いでしょう。
受験期に突入する前は、勉強以外のことに打ち込むのもいい経験だと思います。
(ただ、最低限の勉強は怠らないことをお勧めしますが…)
そうすると、やはり、たくさんのやるべきことがでてきますよね。
そしてそれが段々たまってくる➡消化しきれなくなる➡たまる
…この悪魔的なスパイラルに陥ってしまったら、浮き上がってくるのはかなり辛いものがあるでしょう。
では、どうしたらよいか。
答えは1つ。
タスクを一つ一つ減らしていくことです。
当たり前なことを言うな!と叫ぶ声が聞こえてきそうです。
でもこれが真実なのです。事実から目をそらしてはいけません。
終わらせることができなかったもの、やらなかったものは、暫くすれば自分の目の前からは消えます。
タスクが消滅したように見えるでしょう。
しかし、これは幻想です。タスクの存在に消滅時効はありません。
やらなければ、先送りされるだけです。
この事実を認識した上で、効率的にタスクを減らす方法をお教えします。
タスクを可視化することと、それに優先順位をつけることです。
タスクの可視化とは、やるべきことを紙に書き出したり、付箋に書きつけることです。
これを行うことで、頭の中が整理されます。1つのタスクをやっている最中に、「あ、あれもやんなきゃ」と思い出して行ったり来たりしていては、タスクは一向に減りません。
なぜなら、一つ一つこなしていくことでしかタスクは減らないからです。
モノタスク、マルチタスク、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
モノタスクとは、一つの物事を行うこと。マルチタスクとは、複数の物事を同時に行うことです。
複数のことを同時にできたら何とも良いことだろう!
そう思う気持ちも分かります。
しかし、マルチタスキングというのは、複数の物事を、質を下げながら、時間をよりかけて行うものであります。
当然でしょう。人間はすべてのことに平等に集中することないのです。
(「集中」という字からも自明ですね)
ですから、私はモノタスクを推奨します。
モノタスクで物事を素早く終わらせる。そして次のことに取り組む。
こうすることで、複数の分野でもバランスよく極めていくことができます。
誰かがものすごい速さで進歩していると、焦ってしまうかもしれません。しかし、足を一歩一歩踏み出すことを忘れて、「どうにかして一気に進まなければ」と思うと、全く前には進めないのです。
さあ、この記事のタイトルを思い出してみましょう。
「タスクを一気に終わらせる方法」
そんなものは存在しないことが分かりましたか?
ですが、「タスクを1つ1つ素早く消していく方法」なら存在します。
それは、一つの物事に集中することです。
そのための方法として、タスクのリストアップ、優先順位をつける、などがあるのです。
今回は紹介できませんでしたが、タスクを細分化する、という方法もあったりします。
忘れてはならないことは、ただ一つです。
全てを同時に終わらせようとしないこと。
1つ1つをこなしていきましょう。