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記憶と睡眠の関係

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記憶と睡眠の関係



記憶には短期記憶と長期記憶が存在し、

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠が存在します。




ノンレム睡眠は身体の疲れを取り除き(細胞の修復)、

レム睡眠は夢を見ている睡眠で、記憶の整理が行われます。

この記憶の整理は、記憶を重要なものと、そうでないものに分類します。

この作業は海馬で行われるのですが、脳が重要なものであると認識した場合、その記憶は長期記憶として蓄えられ、それ以外は忘れ去られてしまいます。




つまり、記憶するのに必要な行為は、睡眠と情報の重要度の認識です。


ここで、脳に記憶する情報が重要であると認識させる方法を紹介しましょう。


1つ目は単純に反復することです。

何度も同じ情報を脳に通すことによって、脳が、生存していくうえで必要な情報であると認識します。

しかし、単純に反復を繰り返していても芸がありません。


そこで、2つ目です。

これは少し脳に負荷をかけます。

それは、思い出すという作業を取り入れることです。

例えば、ここに覚えるべき文章があるとします。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

この文章を記憶する際、一つ目の方法を用いるとひたすら何度も読み返すことになりますが、二つ目では、文章を見ないで、自分の力のみで思い出すようにします。

「すべて国民は、健康で文化的な、、、、なんだっけ?」

このようになった時だけ文章を確認し、再び思い出します。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の、、、」

このまま最後まで言えるようにします。

この方法でなぜ脳が重要な情報であると認識するかと言いますと、それは、自分が記憶していない情報であると知るからです。

脳は基本的に手抜きをしています。

数パーセント程度の能力しか使っていません。

思い出す作業を取り入れない場合は、知っていることとして流してしまうのです。

そのため、思い出すという作業が効果を発揮します。



以上により、睡眠をしっかりとり、記憶する際に思い出すという作業を加えれば、より効率的に記憶することが可能になるのです。

 
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