幼い子供は少し海外で生活をすれば、そこの地域の言葉をそれなりに身に着けてしまいます。
しかし、大人は(たとえ学生であっても)留学を1,2年したところであまり上達しない、なんてことはよくあります。
どうして歳をとると外国語が身に付きづらくなってしまうのでしょうか?
その秘密は脳にあります。
人間は種を残していくうえで、環境に適応していくことが必要不可欠なのです。
そのため、最適化が行われます。
どういうことかと言いますと、その環境に対し、最適な道を選択するということです。
今回のテーマを例にしますと、人類は生きていくうえで一つの言語が身につけば、基本的に問題ないです。
それによって 、脳は一定の時期に差し掛かると言語の習得を受け付けようとしなくなるのです。
一つの言語が身につけば十分なのですから。
その時期は早ければ8歳、遅くとも13歳には訪れます。
この時期は臨界期と呼ばれます。
つまり臨界期を迎えるまでは、脳は言語を受け入れている状態ですが、臨界期を過ぎると言語の習得がはるかに難しくなってしまうのです。
したがって、普通に英語を勉強したとしても子供のようにスルスルと身に着けることは至難の業です。
留学しても大して英語が上達しなかったりするのです。
では、我々、臨界期を過ぎてしまった者は相当量の勉強をし、時間をかけなければネイティブのようにはなれないのでしょうか?
いいえ、心配はご無用です。
なぜなら私の紹介している英語の勉強方法は臨界期など関係なく、言語を身に着けられるのですから。
その勉強方法は一体どんなものでしょうか?
それはまたの機会にしましょう。